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2016年10月12日 【スタッフ日記】

 先週の土曜日、2本の映画を、観てきました。

 
最初に見た映画は、岐阜市柳ケ瀬にある「昭和シネマ劇場」で、デビューしたてのころの高橋英樹主演による『男の紋章』です。
 
医師の竜次(高橋英樹)が、渡世人の父の死を機に若頭となって“組”の再建のため取り組むといった内容の映画です。その侠気に富んだ演技が印象的でした。
 
さらに、岐阜でロケされた映画ですので、50年以上前の岐阜市内の風景(川原町界隈、2005年に廃止された市電など)を同時に楽しむことができました。とても懐かしく感じました。
 
そのあと、すぐさま、岐阜髙島屋前にある柳ケ瀬の「CINEX<シネックス>」へ向かい、
今話題の『ハドソン川の奇跡』を観ました。
 
7年前、ニューヨークで実際に起きた航空機事故をもとに作られた映画です。
 
2009年1月15日、乗客150名、乗員5名を乗せたUS-AIRWAYS~1549便が、ニューヨークを離陸後まもなく、上空で鳥の集団と衝突するという、“バードストライク”に遭遇し、その影響で両方のエンジンが停止してしまいました。
その直後、それまで操縦していた副操縦士に代わり、機長のサリー(トム・ハンクス)が操縦桿を握り、スリル満点の演技でハドソン川に着水を試みました。
155名全員の命は、奇跡的に助かりました。
たまたま付近を航行していた水上タクシーや通報を受けて駆けつけた警備隊などが救助活動にあたり、乗員乗客全員を無事避難させることに成功しました。
 
このことで、機長のサリーは、一躍、英雄となったのですが、
サリーが、インタビューに答えるシーンで、
「私はヒーローであると思っていません。全員の命が無事だったのは、副操縦士と客室乗務員、さらに救助に駆け付けてくれた人たちのおかげです。」と言ったセリフ(日本語にするとたぶんこんな内容だったと思います)に大感動しました。
 
久しぶりの映画三昧の一日でした。(矢 崎)
 
2016年10月04日 【スタッフ日記】

 こんにちは土方です。

今年の夏、はまったことが2つあります。
 
1つ目は「ポケンモンGO」
大きなタブレットを片手にポケモンを探して、いろいろな所に行きました。
近所はもちろん、神奈川の江の島や、静岡の駿府城など。行くところによってとれるポケモンが違うので楽しいです。
ゲームは今までほとんどしたことがなかったので、ゲームにはまっている自分にビックです。ボールを投げるだけでポケモンをゲットできるという単純さと、歩いた距離に応じて卵をふ化させるシステムが、ウオーキング好きな自分にあっていたようです。
 
2つ目は「キャンプ」
今年の夏ほどキャンプの楽しさを味わったことはない、という位楽しみました。
一番楽しかったキャンプは、岐阜県の日和田高原で行われたボーイスカウト3000人が集まった長期キャンプです。
森全体に広がるキャンプ場と、人数の多さで圧倒されました。
食事を作るには、まずは薪を割り、火をおこすところからはじまります。水は自衛隊の給水車まで汲みに行きます。夜にふっと空を見上げてみると、プラネタリウムかと思うくらいの星です。首が痛くなるくらい星を見ていました。不便で何もないからこそ、人との繋がりが深くなります。
非日常すぎるキャンプ生活。とても刺激的でした。
 
2016年09月26日 【スタッフ日記】

 自宅から車で5分ほどのところに、年配の夫婦(と思われる)が経営するラーメン屋さんがあります。

オープンして10数年経ち、地元の人たちから愛されています。

私はオープン当初にたまに通う程度で最近は足が遠のいていました。

ところが、久々に店の前を通ると人がいっぱいで混み合っていたため、後日訪問することにしました。

久々にお店に行くと経営者は変わっていませんでした。

そこでお店の名前が付いたラーメンを頼み、食したところ、「あ、おいしくなってる」

念のため後日家族を連れていき、同じくお店の名前が付いたラーメンを頼み食すと、いずれも好評でした。

これにより、通いつけのラーメン屋が一軒増えることになりました。

最近はチェーン店や多店舗化したラーメン屋が多くなり、ここに行かないと食べられないというラーメン屋は減ってきています。

チェーン店も悪くはないのですが、何となくありきたり感が強く通い詰めるほどのお店はなかったので、このような個人店が長く続いていくよう応援したいと思っています。

なお、平日に行くと結構空いているので、平日がお勧めです。

                           【森】

 

 
2016年09月16日 【スタッフ日記】

 本日(9/16)、新型iPhone7が日本発売となりました。

東京の直営店では開店前から大勢のお客さんが行列をつくったようです。

実は、私も約4年愛用していたスマホ(Android)の機種変更を行い、iPhoneにしました。

iPhoneに換えて一番うれしかったことは、ヘルケアというアプリで万歩計があったことです。昨日は約7,000歩でした。

 
2016年09月09日 【スタッフ日記】

こんにちは、岸です。


誰憚ることなく、趣味の1つは読書と公言しています。
正真正銘の読書です。
本を読んでいると、この人の文章はうまいなぁと感嘆させられる出合いがあります。

 

小説家で言えば、豊富な語彙と直喩や隠喩の用い方が絶妙な宮部みゆきさん、それ以上でもそれ以下でもない正確無比な日本語を操る三浦しをんさん、とても繊細な表現が巧みな宮下奈都さんなどなど。

 

今週ずっと読んでいた本があります。
小説ではないのですが、この著者の文章もまた秀逸です。
当然かもしれません、著者は伝説の国語教師から直接薫陶を受けた方ですので。


この本。文章の力に惹かれて、読むのはこれが2回目でした。

『優劣のかなたに -大村はま60のことば-』 (苅谷 夏子・著、筑摩書房)

    

 

大村はま先生は、明治の終わりに生まれ、戦前・戦中・戦後を通じて70代半ばまで現役で、その後も98歳で亡くなる直前まで講演活動などをされていた、伝説の国語教師です。
もちろん実在の人物です。

 

この本は、はま先生が遺した言葉の中から著者が厳選した60個について、それを紹介し、著者が解説を加えるという構成になっています。国語教育もしくは広く教育のあり方に関するものが多く含まれますが、中には人が生きる上で普遍的に大切にしていきたい考え方・処し方などもあり、人間性を養う上でも示唆に富む内容です。文章だけでなく書かれたその内容自体にもとても味わい深いものがあります。

 ※本の詳細はこちら(筑摩書房のWEBサイトに移動します)
 http://www.chikumashobo.co.jp/special/yuretsu/


著者の苅谷さんは中学生の時に、当時60代のはま先生から直接国語を教わったそうです。
はま先生の晩年には、そのご縁で(?)10年ほど一緒に活動もされていたとのことですので、はま先生の文章に日常的に浸り、接しておられた方なのだと思います。


この本は、こんな文章から始まります。

「平成十七年四月十七日、国語教師大村はまが、ふいとその生を終えた。早朝の電話でそれを知り、ぽっかりと中空に浮いた喪失感に、圧倒された。」


のっけからしてやられました。こんな文章で綴られた230頁に浸っていたら、自分の日本語までもが研ぎ澄まされていくような気がしました。とんだ勘違いですが(笑)

 

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