この1週間に、私の拙いブログを読んだという人に出会いました。
一人ではない、二人もです。ちょっと恥ずかしい気持ちもありましたが、
そのうちの一人、Oさんとこんな会話をしました。
近藤:ゴメンねつまらないブログで。
Oさん:とんでもないですよ、「素直」とか「誠実さ」とか改めて考えさせられました。
なんか原点に帰ったような感じがしました。
近藤:あー、そうなんですか。少しお役に立てましたかね。
なんていう会話です。別に自慢している訳ではありませんよ。
でも、なにか少し人に役立てたのかなと嬉しい思いがしました。
こんなささやかな出来事を、これからもありがたいと思える自分でいたいと
思います。
それでは、ブログ第6号は、「自己開示」についてです。
●「自己開示」
定義) 自分の気持ちや考えを、包み隠さず表明する
●行動例でチェック)
1.初対面の人にも自分の考えを素直に伝えている。
2.人前でも自分の喜怒哀楽をストレートに表している。
3.これと思った相手には、自分の強みや弱みを素直に話している。
4.会社以外のプライベートなこと(趣味や家族など)も、気軽に話している。
みなさん「自己開示」してますか!?
もちろん、誰にでも気軽に自己開示する人はいませんよね。
やはり、自己開示する相手は、「信用できる人」「頼れる人」「好きな人」
くらいでしょうか。
でも、例えば「好きな人」にも本当に自己開示できているか疑問ですね。
結構遠慮したり、本当の自分を表現したら嫌われてしまうのではないかと
思って、言いたいことがいえなかったりしたことはありませんか?
私は本当によい人間関係を作り、健やかに、穏やかに、楽しく
自分の人生を過ごしたいと思うのなら、自分のことを包み隠さず表明した方が
良いのではないかと思っています。
言葉で言わなくても、態度や行動で示してもいいですね。言葉は軽く思われたり、
何とでもキレイに飾れますから、むしろ行動や態度の方が伝わりやすいときもあります。
自己開示の効能は、自分自身を知ってもらうことで安心できること、
気楽に生きられること。
相手に自分がどんな人間かが伝わるので、そこからコミュニケーションが始まり、
その結果、助けてもたったり、気にかけてもらったりと、生きていく上での知恵や勇気を
貰うことができるということだと思います。
最近、若者の凶悪犯罪がよく起こります。必ずTV局が中学、高校時代の友人と称する人に、
「彼はどんな人でした」とインタビューをする訳です。
その答えは、「特に目だった存在ではなく、どちらかというと真面目で無口なやつだった」という
コメントです。このような人はやはり、自己開示していないタイプですね。
みんながお互い自己開示をし、楽しくコミュニケーションが取れれば、自殺者やうつ病患者、
凶悪犯罪は随分減るんではないかなとつくづく思うことがあります。
身近なところで、職場で、一度自己開示合戦をすることを、是非提案いたします。
私も自ら、良い悪いは別にして、どう受け取られようとは気にせず、
自己開示をどんどんしていきたいと思います。
そうすることで、人脈が広がり、自分の潜在的可能性が見えてくるような感じもします。
次回は、「意思決定」についてです。