最近、今日一日を反省することにしています。
急にどうしたのと言われそうですが、先日ある経営者の集まる会合で、
某氏が「今日を反省できない人は、一生反省することがない」ということ
を言われていました。
その時ふと、俺って今日一日を反省したことあるかなと思ったんです。
言われてみれば、自分から今日一日を反省した覚えはありません。
人から自分の良くないことを指摘された時、仕事でクレームがあったときは、
さすがに反省しますが。そうゆうこととは内容が違います。
今日を反省できない人は、一生反省しないというのは、ぞっとしましたね。
つまり、何十年経っても成長しないということにも繋がりかねません。
遅まきながら、その時以来私は、毎日寝る前に今日一日の反省をすることに
しました。大したことではなく、ちょっとしたことでも何でもいいのです。
このことが、自分にどんな変化を起こすのかは分かりませんが、
続けて行きたいと思っています。
それでは、ブログ第19号は、「専門知識」についてです。
●「専門知識」
定義) 担当業務を遂行するための十分な専門知識を備えている
●行動例でチェック)
1.最新の専門誌、専門新聞などを読んで業界知識、業務知識を習得している。
2.業務固有の資格や業界固有の特殊技術を習得している。
3.自分の研究や開発業務を通して得た知識を通して得た知識を集積して体系化をしている。
4.業界の第一人者に会って情報交換をしたり、学会やメディアに自説や論文を発表している。
専門知識ってなんだろうと、考えることがあります。
私と業界が違う人や分野が違う人が語る知識は、当然私は知りませんので、
専門的に感じます。
でも、同じ業界や分野だったらあたり前です。専門知識とは感じないはずです。
ということは、同じ業界や分野の方が認めてくださるのが、専門知識でしょうか?
すみません。
そんなことはさておき、普段私たちが担当業務をする上で必要なのは、
担当業務知識(専門知識)です。
最近その知識が欠けている人を見かけます。
また、せっかく得た知識を、お客様に噛み砕いて説明することができる人も
少なく感じます。
このようなことでは、クライアントに対し感動を与える仕事はできませんね。
専門知識について私が一つだけ言いたいことがあります。
知識は経験がなくても、誰でも勉強でき身に付けることができるということです。
最低限、経験のない人はこの努力をすべきです。
そして、この知識を用いて体験(実践)をすれば、本当に生きた知識になります。
人生(特にビジネスにおいては)は、知識と実践を行き来することが重要です。
「自己中心」「歳をとる」「金持ちになる」「謙虚さがなくなる」と、
知識欲がなくなることがよくありますが、
そうならないようにしたいものです。
次回は、「専門スキル」についてです。