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「社長日記」の一覧

2009年11月02日 【社長日記】

 

いよいよ今回第70回を持ちまして、持ち味ブログ最後になります。
最初は、ブログをはじめて、最後までいけるかなと思ったこともありましたが、
あっという間でした。
 
みなさんのお役に立てたかどうかはわかりませんが、
とにかく、自分の目標を達成できたということに関しては、満足しています。
 
私自身、人が自分の「持ち味」を発揮することは、本当に尊いことである思っています。
なぜなら、「持ち味」の発揮は、自分の存在意義の証であり、人生をプラスに大きく変える
力をもっているからです。
 
持ち味の発揮が人生を変えると、私は自信をもって言うことができると
考えています。
 
みなさん是非、自分の持ち味を再認識して、思う存分発揮され、
すばらしい人生を歩んでいただきたいと思います。
 
それでは、最後のブログ第70号は、「理念・ビジョンの共有」についてです。
 
●「理念・ビジョンの共有」
定義) 会社の経営理念やビジョンをメンバーに共感させ、その実現に向け共に行動する。
●行動例でチェック)
1.メンバーに経営理念やビジョンの具体的な行動を示し、イメージさせている。
2.常日頃からメンバーに自部門のビジョンを語っている。
3.メンバーが経営理念や行動指針に反した行動をとった時には、その旨を伝えると同時にその場面でとるべき行動を示している。
4.経営理念や行動指針に沿った行動をした人の事例を、ブログやEメールまたは会議の場などで紹介している。
 
一番最後に、すばらしい「持ち味」にたどり着きました。
「理念・ビジョンの共有」です。
 
私は、組織とそこで働く人が、あるいは、社長と従業員全員が、
同じ思いを共有することが、企業経営においてより価値のあることだと考えます。
 
人も組織も支えあわないと幸福にはなれません。
その要(拠り所)となるのが、「理念・ビジョンの共有」です。
 
理念・ビジョンの共有は、そんなに簡単にはできるものではありません。
では、どのようにしたら共有できるのでしょう。
 
私が考えるには、毎日毎日理念を唱和することも悪くはありませんが、
もっとも大切なことは、社長や幹部が率先して、理念を行動で示すことです。
次に、理念はどんな行動をすることかを従業員に理解してもらい、
実際に仕事の中で体験をさせることであると思います。
 
この繰り返しを、粘り強く3年以上続ければ、必ず浸透していくものと考えます。
毎日、理念を唱和しても、幹部の率先、従業員の体験がなければ、何も変わらないでしょう。
 
理念・ビジョンが共有できれば、それが会社のよき風土となり、
自と業績は向上し、社会からも尊敬される会社になります。
 
最後に、理念ですが、これは人から借りてきたものではいけません。
有名企業の理念、尊敬する人の理念、確かにすばらしいですが、
社長自ら考える、自社にあった理念であることが必要です。
 
経営者、従業員のみなさん、理念を共有し一致団結して、
チームワークをもって一歩一歩前進してください。
 
それでは、これで持ち味ブログ最終回を終了いたします。
みなさんどうもありがとうございました。
 
今後についてですが、中小企業の経営者と従業員の関わりをテーマに、
何か考えてみたいと思います。
今しばらく時間を頂けたらと思います。
 
よろしくお願いいたします。
 
 
2009年10月26日 【社長日記】

 

残念ながら私の応援する中日が、
クライマックスシリーズ第2ステージで敗退しました。
 
今年は、巨人がぶっちぎり(12ゲーム差)でセリーグシーズン優勝を果たしました。
クライマックスシリーズで、中日に淡い期待を抱きましたが、
プロの世界はやはり実力が結果に出ますね。
 
初年度(3年前)のクライマックスシリーズは、中日が勝ちましたが、
確かあの時は、シーズンで巨人1位、中日2位の差は、
ほとんどありませんでした。
 
今年の巨人のクライマックスシリーズでのアドバンテージは、1つありましたが、
1つで充分でした。
(ぶっち切りなので、1つでは不公平・かわいそうと思っていました)
 
考えてみれば、クライマックスシリーズ第2ステージは、
6戦しかありませんので、アドバンテージが2だと、
ほぼやらなくても勝敗は決まってしまうので、興業的にもアドバンテージは1
なのだと思いました。
 
ことしの中日は、完全に巨人に打ち負けましたので、
もう一人長打を打てる選手の獲得が必要と思います。
また、だいぶ選手が高齢化してきているので、若返りもそろそろ必要です。
 
来年に期待します。
 
それでは、ブログ第69号は、「方針策定」についてです。
 
●「方針策定」
定義) 経営理念やビジョンをもとに、組織活動の進むべき方向を具体的に定める。
●行動例でチェック)
1.方針の項目や内容は、経営理念やビジョンに全て連動させている。
2.行動の仕方や範囲、レベルなどを具体的に定めている。
3.外部環境や内部環境を分析し、その結果を考慮して進むべき方向を定めている。
4.経営戦略にもとづき重点顧客、重点商品、組織体制を具体的に明示している。
 
経営者の一番大切な仕事のひとつに、方針策定があります。
経営方針があるか、ないかでは、従業員の動きが全く変わってきます。
 
中小企業では、あれもこれも、儲かりそうであれば、いろいろ手を出したくなりますが、
中小企業こそ方針を定め、少ない資源を進むべき方向に集中させるべきではないかと
考えます。
 
もちろん、方針は永遠に絶対ではありません。
方針のもとにまずはやってみて、上手くいかなければ、また変更するということで
構わないと思います。
 
では、方針は何をもとに定めるのかということですが、
主なものは、経営環境、競争環境、社長の価値観(どうありたいか、何をどうしたしたいか)
といったことにあると思います。
 
方針の定め方は、社長それぞれでよいと思いますが、
従業員が理解できるものがよいです。
 
とにかく、簡単でもよいので、方針は定めることにまずは意義があると考えます。
経営環境、競争環境なんて分からない、予測できないといったことも現実ですので、
社長の価値観で策定してもらえば充分です。
 
次回最終回は「理念・ビジョンの共有」です。
 
 
2009年10月19日 【社長日記】

 

よい天気が続きますね。
まさに、晴天の秋晴れです。気持ちがいいです。
 
デライトでは今、社会保険労務士法人の会社案内冊子を作成しています。
冊子の表紙のキャッチコピーは、
「感動の労務管理を実現する」
「企業と社会保険労務士の新しい関係」です。
 
感動の労務管理?
これは何?ということですが、
 
一言でいえば、感動とは、経営者と思いをともにし、誠実・愚直に取り組むということです。
労務管理とは、
1.   経営者や管理職が従業員のやる気を引き出し、信頼関係を築きながら
2.   従業員が気持ちよく働くことができる環境を整え
3.   チームワークをもって経営目標を達成し、経営理念を実現すること
と考えます。
 
「感動」の「労務管理」、この二つのキーワードを意識して、
これからメンバーと一緒に実践し、組織と人の成長に貢献していきたいと
と考えます。
 
それでは、ブログ第68号は、「戦略構築」についてです。
 
●「戦略構築」
定義) 競争を優位に進めるための枠組みやしくみをつくる。
●行動例でチェック)
1.ターゲットとする市場や顧客を絞り込み、経営資源を集中させている。
2.競争に勝つための経営資源を把握している。
3.競合先の強みや弱みを徹底分析し、自社の競争優位はどこにあるかを明確にしている。
4.枠組みや仕組みづくりに係わる法律や規制について、徹底的に研究している。
 
戦略構築で、私が一番大切だと考えるのは、上記定義にもあるように、
ターゲットとする市場や顧客を絞り込み、経営資源を集中させることであると
考えます。
 
特に中小企業にとっては、全く当てはまることではないかと考えます。
中小企業にとっては、特定の市場にターゲットを絞り込むことにより、
その市場で優位に立つ(市場占有率を取る)ことが、最高に賢いのではないかと
考えます。
その結果、会社の利益率は高くなり、社員も自社に対して誇りがもてます。
 
中小企業はいつも売上・利益・雇用などに不安があります。
したがって、経営者はあれもこれも手を出し気味になってしまいます。
特に、企業を創業した当時は、そうなりがちですね。
 
特定の市場にターゲットを絞り込み、とことん社員の能力をつぎ込む。
このことにより、誰にも負けないノウハウやコア技術、サービスの形態が生まれます。
これが中小企業の最も重要な生きる道ひとつであると確信します。
 
 
次回は「方針策定」です。
 
 
 
2009年10月11日 【社長日記】

 

みなさん、こんにちは。
台風18号による被害はなかったですか?
私は、台風当日(8日未明)は、研修講師で豊橋に宿泊していましたが、
ホテルの部屋の窓にたたきつける暴風雨の音で、全く眠れませんでした。
 
台風は喜べませんが、久しぶりの台風の上陸(愛知県)ではなかったかと思います。
私が子供のころには、9月から10月にかけて、必ず台風が来ていたように
記憶しています。
 
最近は、台風の数が減る一方で大型化しているような気がします。
これも、気候変動が影響しているのでしょうか。
 
とにかく、人間は何事も規則正しく生き、自然の摂理や法則にしたがっていくほうが、
本来の姿と確信します。
人間は自然を強引に変えようとしたり、便利な生活を望めば望むほど、
いつか大きなしっぺ返しを食らうと思います。
 
そのような意味で、私はダム建設なんかは反対です。
人間は、もっと自然を敬い、その中で生かされているという感覚を持つべきだと思います。
 
それでは、ブログ第67号は、「目標立案」についてです。
 
●「目標立案」
定義) 経営理念、ビジョン、経営方針をもとに、組織が達成すべき目標を具体的に設定する。
●行動例でチェック)
1.事前にメンバーを集め、目標設定に向けた課題や障害についてヒアリングしている。
2.市場動向や環境変化に応じた目標を具体的に立てている。
3.設定した目標に関連する部署には支援を要請している。
4.設定した目標についての説明を詳細に行い、メンバーに浸透させている。
 
目標を持つことは、すばらしいと思います。
仕事でもプライベートでも構いませんが、一つでも目標を持つとよいですね。
きっと、目標を持った人は、今の動き方、考え方が変化し、成長できるものと考えます。
 
ただし、目標の持ち方や水準が問題になります。
目標の持ち方に問題がありますと、途中で挫折したり、消化不良をおこしたり、
場合によっては、自己嫌悪に陥ります。
 
私は、通常の経営環境の中では、高い目標として120%くらいの目標を確実にやりきることが、
よいと考えています。
それ以下ですと、成長が望めませんし、それ以上ですと消化不良を起こす可能性があります。
 
とは言っても、120%の目標達成は、今の経営環境では物凄い目標かもしれません。
120%を確実に毎年やりきる。
毎年、前年に比べ20%アップしていきますから、数年経つとすごいことになるのは
理解していただけると思います。
 
私は120%というのは、意識してしっかりやれば、必ず達成できる水準ではないかと思います。
達成感も得られます。
 
200%とか300%とかの話は、例えば会社の創業時や製品・サービスの販売が伸びている
とき、経営環境がよほど良いときなどは、達成可能なときもあります。
組織や市場が成熟していたら、かなり達成困難な数字ではないかと思います。
 
ただし、どうしても200%、300%の目標を達成し、競争優位に立ちたい場合は、
発想と戦略を抜本的に見直すことです。
これは、個人や上司の地道な努力ではなしえないことで、戦略の問題です。
 
最後に、目標立案は、数値だけの問題ではなく、経営理念やビジョンにそった
方法論も多く含まれることも忘れてはいけません。
 
方法論を無視し、ただ単に数字に走ると、従業員のやる気を削ぎ、
社会から批判を浴びることになります。
 
次回は「戦略構築」です。
 
2009年10月05日 【社長日記】

 

先週は、自然災害のニュースが多かったですね。
フィリピンの台風16号、17号の被害、インドネシア・スマトラ島沖地震など。
東南アジア周辺を襲った台風に関しては、こんなに死者が出たのは記憶にありません。
 
今世界中で自然災害が増加しているのは、やはり温暖化による気候変動の影響なのでしょうか。
これら自然災害と並んで、インフルエンザなどの流行なども怖いです。
(インフルエンザなんかも気候変動の影響?)
 
最近、こうした自然災害やインフルエンザなどの流行によって、
企業の事業活動にも大きな影響を及ぼすんではないかということが、
現実味を帯びてきました。
インフルエンザに感染し、一時的ではあっても同時に従業員のほとんどが休んでしまえば、
中小企業にとっては、大きなダメージです。
 
政府は、こうした事態に備え、企業に向けて事前に「事業継続計画」を作成するように
支援・啓蒙を図っています。
 
ただ、事業継続計画については、ほとんどの事業主は知らないことと、
知ってはいても、資金的・人的にそれを作成する余裕がないというのが現実と思います。
 
景気の低迷による売上・利益の低下に加え、インフルエンザ対策、労働法制の強化など
中小企業を取り巻く環境は、ますます厳しくなっています。
 
中小企業は、みんな(同業)で集まり、知恵を出していくことで、本当の意味の事業の継続を
はかっていくことが重要ですね。
 
それでは、ブログ第66号は、「計画立案」についてです。
 
●「計画立案」
定義) 目標を達成するための行動計画を作成し、メンバーの役割分担、責任を明確にする。
●行動例でチェック)
1.計画を作成する前にメンバーの能力、経験、適性などを把握している。
2.管理指標には、6W2H(Whay,What,When,Where,Who,Whom,How,HowMuch)を盛り込んでいる。
3.計画の詳細項目について、重要度や優先順位を設定している。
4.利益、コスト、数量、達成時期など、管理指標を決めている。
 
みなさんは、PDCA(計画Plan - 実行Do - 評価See - 処置・改善Action )
というのはご存知でしょうか。
 
PDCAは、管理職研修などで必ずといっていいほど出てくる、仕事の管理の基本です。
多くの企業では、よくPDCAのC・A(評価と改善・処置)ができていないと嘆く社長さんがいます。
私もそう思うことがあります。
 
現場の管理職などにお聞きしますと、仕事が忙しくてC・Aができませんでしたという
返事が帰ってきます。
 
この場合、PDCAができて初めて仕事が完結するとしますと、
C・Aができていないと言った管理職は、仕事をしていないということになります。
 
ところが、よく観察してみますと、このように言う管理職はP(計画)がしっかり
具体的になっていないのです。
ということは、計画立案がPDCAを完結させるために、いかに重要であるかということです。
 
計画立案に具体性があれば、自ずと評価ができ、改善にも向かうものだと思います。
計画立案に、より時間をかけることが成果を生む出発点となるのではないでしょうか。
 
次回は「目標立案」です。
 
 
 
 

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