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「社長日記」の一覧

2009年07月20日 【社長日記】

 

いよいよ梅雨明けですかね。
それにしても暑い毎日です。
7月は例年、セミナーを依頼されることが多く、今月も既に4回実施しました。
残り1回です。
内容はといいますと、弊社のサービス関係するのですが、
「管理職のための労務リスク対策・実践セミナー(~人事労務管理力のある企業が生き残る~)」
というようなものです。
 
今まで、総務人事のご担当者に労務管理や労働基準法改正などのセミナーを
実施してきましたが、最近ではちょっと切り口を代えて、
管理職向けに労務管理の大切さを訴えています。
 
セミナーの感触は上々で、管理職の皆さんに関心を持って聞いていただけています。
私が管理職に目をつけたのは、やはり、個別労使紛争や労使のトラブル、労災、うつ病などは、
現場の管理職がしっかり労務の知識をもって、部下の働きぶりを観察すれば、
かなりの確率で防げると考えたからです。
 
これまでは、労務管理は会社の総務人事がするもの。
何かトラブルが起こったら、とりあえず総務人事連絡すればよいという考え方が
主流であったと考えますが、これからは、現場の管理職が主役になる時代であると
確信します。
 
「管理職にとって労務管理は大変重要」であること、
このことについて私は、これから全国を行脚して普及に努めていきたいと考えています。
 
それでは、ブログ第55号は、「コーチング」についてです。
 
●「コーチング」
定義) 各メンバーが本来持っている能力や可能性を引き出し、
自主的に行動できるよう支援する。
●行動例でチェック)
1.メンバーが目標を達成した状態を具体的にイメージできるような問いかけをしている。
2.メンバー自身が自分で考え、気づくように「あなたならどう考える?」など、オープンな質問をしている。
3.メンバーの話には、自分の先入観や固定観念を抜きにし、肯定的に聴いている。
4.メンバーの努力や取り組み、成果について具体的に認め、ほめている。
 
コーチングについては、私が説明するまでもありません。
ビジネスパーソンのみさんであれば、良くご存知だと思います。
 
ただし、中小企業においてコーチングの研修を、従業員さんが受けたことがあるかというと、
実は非常に少ないと思います。
 
なんとなく概念は知っていても、実際には知らない、体験したことがないという方は
多いと考えます。
 
ともあれ、ビジネス上におけるコーチング(ビジネスコーチング)が、
思うようにできるようになったら、さぞかし気持ちがいいでしょうね。
部下は育つし、業績も飛躍的にあがる。
こんな夢のような会社人生を送れたら、言うことないと思います。
 
人々の中には、習ったことがなくても、コーチングが自然にできている人がいます。
そうゆう人を、ネイティブコーチと言うそうです。
そんな人はうらやましいです。
 
私は、凡人ですから、今のところ意識してもコーチングのスキルを使いこなす
ことがなかなかできないです。
ただ、いつも心がけているのは、次の三つです。
 
「君だったらどう考えると質問する」
「将来目標をイメージしてもらう」
(当社でいうと、どのくらい顧問先をもって、どのくらい稼いでいて、どのような価値を
クライアントに提供している?!)
「ちょっとしたことをほめる。認める」
 
みなさんも何かひとつでよいと思いますので、最初は意識してコーチングのスキルを
試してはいかがでしょうか。
そのうち自然にできるようになると思います。
そうなったら、かなりの成長ですね。
 
 
次回は、「動機づけ」についてです。
 
2009年07月13日 【社長日記】

 

先週は、中小企業経営者の悩みを聞くことが特別に多い1週間でした。
弊社が人事労務のサービス提供をする会社であるということは、
みなさんご存知なのですが、やはり人の悩みに始終されていました。
 
管理職のパワハラ、管理職が経営者に逆らう、次の世代を担う管理職が育っていない、
管理職の行動が怪しいなどです。
共通しているのは、管理職についての悩みがやはり多いということでした。
 
私も経営者の深い悩みといいますか、苦悩はとても理解できます。
経営者が人の悩みから、いつか解放されたならば、
どんなに明るく、イキイキとした顔つきになるでしょうか。
きっと、その時は商売も上手くいっていると思います。
 
私は最近、中小企業の社長が、人のことで悩まないように、
社長が毎日明るく笑顔で、「うちの社員はすばらしい」と、自信をもって話しができるように
ご支援することが、使命のように思えてきました。
 
よく社長やトップが交代すると、組織は一変するということがよくあります。
ただし、中小企業のオーナー社長は、交代することができない宿命にあります。
 
このような宿命の中で、組織の変革を起こすことは、非常に至難の業です。
でも私は、いくつかのポイントがあると思っています。
 
それは、
         明確な方針を示す
         もっと社員を信用して任せる
         働く環境を整える
         社長の味方(番頭さん)をつくる
ことなどであると思います。
特に社長を味方してくれる番頭さんの存在は、心強いですね。
 
これからは、社長の強力なご意見番として、外部の番頭さんになれるよう
一緒に考え、行動していきたいと考えております。
 
それでは、ブログ第54号は、「部下・後輩の育成」についてです。
 
●「部下・後輩の育成」
定義) キャリア形成の観点からメンバーに気づきを与え、
能力開発、人間性の向上の支援をする
●行動例でチェック)
1.メンバーに自己の強みと弱みを理解させ、客観的評価も伝えている。
2.メンバーの期待役割や求められるスキルなどを伝え、OJTを通じてその開発や育成を
一緒に行なっている
3.メンバーに目標達成のためのプロセスについてアドバイスをしている。
4.各メンバーのキャリア開発に必要な資格取得やセミナー参加を支援している。
 
部下・後輩の育成は、一言でこうやりなさいと言える答えはありません。
なぜなら、部下・後輩はみなタイプが違うからです。
 
たまたま上司のやり方が上手くいったということはあるかも知れませんが、
それは偶然上手くいったと思ったほうがよさそうです。
 
部下育成の手法やノウハウなどについては、多くの書籍が出回っていますので、
大いに参考にされたらよいと思いますが、
実は書籍には、部下の人となりに応じたやり方は書いていません。
 
書こうと思ってもパターンが多すぎて書き表せないでしょうし、
クレームの対象になりかねないので、やはりか書けませんね。
 
じゃあ、どうしたらよいかということですが、
         部下の能力・経験・性格・適正・持ち味を緻密に分析する
→本人の行動パターンやライフサイクルを知ることが重要
         本人と話し合い目標(ハードルやバー)を設定する
→本人が設定するバー以上にも以下にもなりません
         あとは上司が環境を整え、見守る
         フォローとして客観的事実やデーターを提供し、部下に考えさせる
このような繰り返しではないかと思います。
このとき上司の成功体験を押し付けたり、部下育成のスキルに酔ってはいけません。
 
また、部下の成長は上司にあるのではなく、仕事そのものにあるということも
忘れないようにしてください。
 
次回は、「コーチング」についてです。
 
2009年07月06日 【社長日記】

 

弊社が開発しました「持ち味カード」が、中部経済新聞(7月1日:名古屋経済欄)に
とりあげられました。
 
改めて、「持ち味」っていい言葉(響き)だと思います。
 
日常生活の中で、特にスポーツ番組やスポーツ誌を見ていると、
必ず1回は、「持ち味」という言葉を見聞きします。
私は意識しているので、気づくのですが、普通は気づきませんよね。
 
あるチームのある人の「持ち味」が発揮されたとき、
そのチームは勝利し、その人もお立ち台に立ち、輝きます。
 
でも、持ち味が発揮されるときはどんな時なのか?
それは、チームであれば、お互いの持ち味を理解して、
チームワークをもって進んでいるときです。
 
個人であれば、自分の持ち味をしっかり認識しており、
それを大袈裟でもいいから、表現しているときではないかと思います。
 
とにかく、自分の持ち味とは何かを知る。
よく分からなければ、先輩、同僚から知らせてもらうことから始めてみては
と思います。
 
それでは、ブログ第53号は、「フィードバック」についてです。
 
●「フィードバック」
定義) 適時、仕事ぶりの良い点や改善点について、本人の納得がいくように伝える。
●行動例でチェック)
1.仕事のできばえについて、部下の自己評価を聴いている。
2.先に良い点についてほめ、次に改善点や課題について話しあっている。
3.改善点は今までのやり方を聞き、改善箇所と改善案を一緒に考えている。
4.随時タイミングよく、事実に基づいて具体的に良い点や改善点を伝えている。
 
上司が部下に何か物事を依頼し、その結果についてフィードバックすることは
意外となされていません。
仕事の管理でいうと、P-D-C-AのCとAにあたるところです。
 
会社の公式行事である人事評価についても、残念ながらよいフィードバックって、
余りされていないんです。
(人事評価をして、全くフィードバックしない会社もあります)
 
その原因とは、次のようなものがあります。
         普段から部下をしっかり観察していない
         フィードバックの仕方がよく分からない
         フィードバックしたら悪く受け取られるかも知れないので恐い
         部下との相性が悪く、伝えにくい
 
こんなにあったら、フィードバックなんて到底行なえないですよね。
きっと、上記の全部の要素が、上司にはあるのだと思います。
 
そうは言っても、これだけはしっかり行なって欲しいです。
「普段から部下をしっかり観察する」ことです。
観察して、部下の行動や仕事の結果としてのデータを客観的に伝える。
これが重要かつ有効です。
この時に、よい点や持ち味の発揮をほめることができれば、最高です。
 
行動やデータを伝えるだけですから、そんなに難しくないはずです。
そこに会社や上司の主観や気持ちをいれてはいけません。
 
あとは、会社の方向性にそって、部下がどうなりたいかをイメージしてもらい、
部下自らどうなりたいのか、そのためには今、何をすべきなのかについて
考えさせる。
これでよいのではないかと思います。
 
 
次回は、「部下・後輩の育成」についてです。
 
 
 
2009年06月29日 【社長日記】

 

私の卒業した中学校の同窓会が、8月16日に行なわれます。
約25年ぶりの同窓会でワクワクしています。
実は、私が中学校(蒲郡中学校)の生徒会長をしていたので、同窓会の代表幹事をしています。
 
代表幹事といっても、やっていることは地道な作業。
名簿を作成し、出欠を確認することです。
 
25年も経ちますと、名簿作成が本当に大変でした。
8クラス全員で320人の学年でしたが、最終的には次のような出欠結果でした。
     住所が探せた同級生:254人
     参加者同級生:97人
     参加者先生:2人
     不参加:157人(うち、ハガキが返ってこない60人)
 
この結果をどう見るか?
私の目標は、100人。目標というより、正確には予想ということです。
 
ほぼ予想に近い結果になりましたが、住所が分からずハガキが出せなかった同級生には、
大変申し訳ない気がしています。
本当は、320人の半分、160人は参加させたかったです。
 
分かっている不参加の主な理由には、次のようなものがありました。
     お盆で、家族旅行にいくのでいけない。
     お墓参りなど忙しい。
     遠方にいる同級生は、ほとんど帰る予定がない
     今回の大不況で、会費(8,000円)が出せない(これは、意外とありました)
     このような同級生は、メーカーに勤めている人が多く、残業も夜勤もなくなり、
少なくとも週1日は、会社が休みと言っていました。
 
このような結果で、自分としては全然満足できていないのですが、
A子さんからの1本の電話によって、少し心が和みました。
 
それは、A子さんが中学校でいじめに会ったとき、助けてくれたB君に会って御礼を言いたいので、
B君が同窓会に参加しますか?という問い合わせでした。
さっそく、B君に連絡をとりましたが、残念ながら不参加。
 
A子さんは、非常に残念がっていましたが、私がB君に伝えたことで、
25年間心の片隅にあった願いは、成就したようです。
 
あとは、同窓会に参加希望者全員が、来てくれることを祈ります。
また、同窓会での感想を8月にお伝えします。
楽しみにしていてください。
 
それでは、ブログ第52号は、「コミュニケーション」についてです。
 
●「コミュニケーション」
定義) 自ら進んでメンバーとの意思疎通を図る。
●行動例でチェック)
1.メンバーに業務上で困っていること、または要望をきき、改善策を話し合っている。
2.メンバーの意見を聞いた上で、自分とメンバーの考えのギャップについて話し合っている。
3.メンバーが気軽に報告、連絡、相談ができるように声をかけている。
4.ミーティングなどを実施した後は、各メンバーの理解度を確認している。
 
私は、組織や会社で、一番よく聞く言葉が、この「コミュニケーション」であると思います。
 
なぜ、一番よく聞くのでしょうか?
それは、コミュニケーションができていないからです。
 
なぜ、コミュニケーションはできないのでしょうか?
それは、意思疎通ができていないからです。
 
なぜ、意思の疎通はできないのでしょうか?
それは、次のようなことが、現象として考えられます。
 
     相手と面と向かって対話することをしなくなった。
     携帯電話や電子メールなどで、要件を伝えるようになった。
 
では、どのようなことをすれば、活発なコミュニケーションの復活ができるのでしょうか?
いろいろと、できることはあると思います。
私だったら例えば、飲み会を定期的にやる、メンバーの誕生日に食事に誘うなど、
思いつけば簡単にできることは、沢山あると思います。
 
また、コミュニケーションは、「自ら進んでメンバーと意思疎通を図る」ということですから、
管理職や職場のリーダーは、自ら進んで部下や同僚と意思疎通をはかる言動を
して欲しいと思います。
 
意思疎通をはかる行動とは、相手のことをまず先に考えた言動のことです。
日本流に言えば、「対話」ということです。
 
皆さん、逃げずに、怖がらずに「対話」しましょう。
 
 
 
次回は、「フィードバック」についてです。
 
 
2009年06月22日 【社長日記】

 

先週は営業をよくしました。
DCCの場合営業といっても、規格品や規格サービスを売るということは
していません。情報提供や情報交換、そして悩み聞きが主になります。
(そんなの営業か?)
 
具体的に私がすることは、情報提供や顧客の悩みを聴いて差し上げる、
何かお役に立てる提案がないかということに注力をします。
このようなGIVEの活動が、結果としてDCCの仕事に繋がります。
 
私は、仕事につながれば正直うれしいですが、繋がらなくても相手が少しでも
喜んでくれれば、それで満足です。
(何か欲がないですかね?もっといい方法があるかな?)
 
同業者でも、ガンガン宣伝し、営業セミナーをしている人たちを横目で見ていると、
うち(DCC)は大丈夫かな、遅れているかなと心配になることがあります。
 
先日、アロマテラピーの教室をしている経営者(個人事業)の方に、
講師契約書作成の件で、お伺いしていたところ、
娘さんに代表をそろそろ譲りたいという話がでました。
 
この話と関連して、会社設立や節税、将来の退職金など、様々な課題があることが分かりました。
結局、話は本題からずれて、経営や教室運営の話に始終しました。
 
帰りがけ、経営者さんから、「今日は本当にすみません。話が本題からづれてしまって」と
言われました。
しかし、私は「ありがとうございます。経営の話を聞かせてもらいまして」という気持ちでした。
 
アロマテラピーの教室は、今は娘さんと二人でされていますが、
もっともっと、良い経営ができ、社会に貢献できるお二人だと思いましたので、
これからも応援をさせていただきたいと思います。
 
それでは、ブログ第51号は、「エンパワーメント」についてです。
 
●「エンパワーメント」
定義) メンバーの経験やスキルを高めるために、職務機会を与え、権限委譲を進める。
●行動例でチェック)
1.メンバーに現在の職務より上位の職務を任せている。
2.メンバーに職務権限以上の裁量と責任を与えている。
3.各メンバーに様々な案件のリーダーを任せている。
4.メンバーに業務遂行上の自由裁量権を与え、自主決定を促している。
 
エンパワーメント、難しい言葉を使ってしまって申し訳ありません。
日本では、権限委譲のことです。
マネジメント用語は、横文字が多いんです。ゴメンナサイ。
 
部下の経験とスキルを高めるには、職務機会と権限を与える他はありません。
できる上司は、傍で見守り、部下の力量を考えながら、職務と権限・責任を与えます。
 
時折、部下に職務を与えるが、権限・責任を与えない上司がいます。
これでは本当に部下に、仕事を与えたことにはなりません。
 
仕事が部下の成長を促すのであって、上司は部下と仕事が上手くマッチングできる
かどうかのコーディネーター的な役割が大きいのではないかと思います。
 
それと、部下に「仕事の責任は俺が取るから、思い切ってやれ」なんて、
かっこいいセリフを言う上司がいますが、
私は、部下が自分に仕事を与えられた以上は、自分(部下)が責任をもつべきだと思います。
 
ですから、できる上司は部下に、「お前に仕事を任せるから、責任をもってやれ」と、
言うんではないかと思います。ただし、仕事を丸投げすることとは勘違いしてはいけません。
 
仕事を与えることは、途中で報告を求めたり、一緒に考えたり、ヒントを与えたり、
励ましたりが必要です。
そして最後に仕事の結果について、評価し改善(PDCAのCとA)をします。
丸投げは、これらがありませんね。
 
皆さんも、思い切って部下に仕事を与えてみてください。
そして、本来本当に自分がしなければならない仕事に特化してみてください。
 
劇的に部下が成長し、会社が儲かるのではないかと思います。
 
次回は、「コミュニケーション」についてです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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