【組織人事コンサルティング】
サービス基準が個人の主観に委ねられている。
クライアントは保険調剤薬局をチェーン展開している会社。保険調剤薬局という業務の特性上、マニュアルどおりの画一的なサービスよりも、患者属性や場面・状況に応じた臨機応変な対応が要求される。そのためには、全従業員が会社としての根幹的な判断基準を持つことが必要となるが、「会社理念」「行動指針」といった組織としての共有価値観が浸透していないため、個々の従業員によってサービス内容にバラツキが生じていた。また、積極的な出店政策による急速な規模の拡大が招いたマネジメント不足も課題となっており、採算割れの店舗も出てくるなど深刻な状況となっていた。