下記の内容で研修を企画・開催しました。
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◎対象者:30代半ばの職員
◎人数:30名
◎支援の形式:研修形式(座学3割・ワーク形式:7割)
◎支援の期間:2日間
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■具体的な研修内容
1)自分自身の棚卸し(個人ワーク&グループ単位での開示)
まずは自分自身について考えていただきました。キャリアアンカー(仕事をする上で譲れない価値観、よりどころ)、持ち味(コンピテンシー)、仕事経験、仕事に対する満足度(不満要因/満足要因)、人的ネットワーク(人脈)など、自分自身の現状を洗い出してもらいました。
2)自分や職場を取り巻く環境の理解(グループディスカッション)
次に自分を取り巻く環境について考えていただき、グループで話し合っていただきました。
3)ライフキャリアをデザイン
上記1)・2)を踏まえて、仕事と仕事以外の生活を含めた今後の自分自身のライフキャリアを展望していただきました。
4)今から行動することの整理と宣言(全体ワーク)
1人1人にライフキャリアを実現するための具体的な行動を宣言していただきました。
勢いで駆け抜けられた20代から、体力や生活に変化が起こり、将来のことが頭をよぎる「30代半ば」というこの時期。高い意識で取り組んできた人、漠然と仕事をこなしてきた人など、ここに至るまでの経緯は人によって様々ですが、少し立ち止まって仕事もプライベートも含めた「自分」を再認識することはとても大切だと考えています。忙しい毎日の中で、自分らしい生き方に対する方向性を理解しておくことは、取り組むべき行動が明確になることにもつながります。
朝9時から夕方まで、2日間にわたって自分のことを見つめ直す。そんな時間は日常ではなかなか見つけられません。研修といっても和気あいあいとした雰囲気で、最後の「今から行動することの整理と宣言」では、みなさんのイキイキとした表情が見られました。