◎部下をもつ上司の皆さまへの一冊
上司と部下が「本物の信頼関係」を築くために必要となる「人事労務の基礎知識」と「4つの実践力」を、一般のビジネスマンにもわかりやすい言葉で解説しています。
「生きることの価値」「働くことの価値」を考えたとき、そこには上司と部下との本物の信頼関係を抜きにして語ることはできません。その職場における信頼関係とは、お互いのことを認め、より深く理解し、共有する目的のために助け合いながら働き、成長できる関係です。誰もが信頼関係をもって働いて、幸せなりたいと願っています。本書ではどうしたら部下との信頼関係が築けるかを人事労務管理の切り口から解説しています。
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□著者:近藤圭伸
□発行日:2012/09/22
□240ページ
□ISBN-10: 4502059404
□ISBN-13: 978-4502059407
□出版社:中央経済社
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内容 | ◎序章/腹心に裏切られた社長 ◎第1章/慢性的な持病を抱える日本の会社 ◎第2章/痛手となる人事労務管理の怠慢 ◎第3章/職場を救う上司の「人事労務管理力」 ◎第4章/ダメ上司と言われないための知識 ◎第5章/上司の観察力 ◎第6章/上司の傾聴力 ◎第7章/上司の承認力 ◎第8章/上司の対話力 ◎第9章/部下との本物の信頼関係づくり |
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小規模の会社は「暗黙のルール」でも動いていきますが、その裏で、社員の間でくすぶっている不安や不公平感が蓄積されていることはよくあります。
外的要因によっても左右されるのが企業経営の常。当面の苦境を乗り切るだけでなく、強い組織になるためには内部強化が必要です。その一環として人事評価制度の見直しも大切です。
「30代半ば」は、職業人としての節目の時期となります。自分は今後どのように進んでいけばよいのかを考える機会をつくり、仕事へのモチベーションを高める研修です。
「会社理念」や「行動指針」は存在するだけでは価値はありません。全従業員に浸透し、実践することではじめて価値が生まれます。
社員の高年齢化が進むにつれて、年功ベースの評価が経営に与える影響は大きくなってきます。ところが旧来の制度から方向転換することは、口で言うほど簡単ではありません。