こんにちは、本当に今年は寒いです。
地球温暖化なんて忘れてしまうくらいです。
こうして、ブログを書かせていただいてる今も、
名古屋は雪が降っています。
話は変りますが、
最近、人と経営研究所の大久保寛司さんの本を何冊かよく読んでいます。
大久保さんは、もと日本IBMでCS担当として顧客重視の企業風土づくり
に専念された方です。
最近では、顧客重視よりも社内満足度が重要と考えておられるようですが。
大久保さんの著書の中で
「月曜日の朝からやる気になる働き方~成功より成長を楽しむ」という
本があります。
私は人事労務の仕事をしていますが、経営者と従業員の対立やお互いの
不満をいつも聞いています。
でも、どうしてこのようなことが永遠と絶えないのかと思っています。
本当は経営者も従業員も最終的な目的は共通しているのですが。
経営者も従業員も幸せになりたいのです。明るく穏やかに過ごしたいのです。
大久保さんの本をのぞいてみると、お互いの不満の根本原因が最初に
かかれていました。
冷静に考えてみると確かにそうだなと思える一節です。
大久保さん曰く、
「誰かに不愉快な気持ちや腹立たしい気持ちを抱く根本的な原因の一つは、
相手に何かを求めることにあります。会社でも、家庭でも、友人でも、
どんな人間関係でも根っこは同じです。誰かに何かを求めるから、不満や苦しみが
生まれるのでしょう。」
「求める」の反対は「与える」です。「求める側」ではなく、「与える側」になると
求めていたときの悩みや苦しみはウソのように消えてしまいます」
私はこの数行のお話が、本当に的をえているなとしみじみ感じました。
もっと、このようなことに前から気づいていたなら、相手の悪口をいったり、傷つけたりせずにすんだのに、
もっと自分が穏やかに健やかに生きることができたのになと考えました。
経営者の皆さん、従業員の皆さん、お互いが求め過ぎず、反対の「与える」ことを
一緒に心がけていきませんか!
そうしたら、必ずお互い心地よく、協力し助け合う風土が形成されるに違いありません。
辛抱強く諦めずに、地道に、与え続けましょう。
この本を読ませていただいて、私自身の仕事にも大いに活かすことができそうです。