今年もあと1ヵ月半。
これくらいの時期になると「一年はやいですね~」があいさつ代わりになる人も。
私の家では、年末30日ごろ餅つきをします。
石臼と杵を使い餅をつきます。
機械でもなく、スーパーや米屋で餅を買ってくるのでもなく、
もち米から人力で餅をつきます。
家族や親戚の分を合わせて、八臼つきます。
餅をつくのは、私と弟二人。
自宅でついた餅は、スーパーで買ってくるお餅より、
格段に歯ごたえや粘りがあっておいしいです。
ただ、おいしいものを食べるためには、それ相当の努力が必要になり、
前日からもち米を浸して、蒸籠(せいろ)や桶を準備。
当日は石臼を持ち上げ、半日以上かけて餅をつかなくてはいけません。
私をはじめ、弟たちも40代後半になってきて、
最近はへたばるのが早くなってきました。
新戦力と期待していた甥っ子たちはこの時期は冬休みで、
昼間外で遊んで、餅がつきあがったころに来る要領のよさ。
この餅つきが無事に済むかどうかが、
年末年始を平穏に過ごせるかどうかの分かれ目です。
万が一、ぎっくり腰でもやったら…
こんなところにも高齢化が。
(信)