組織人事コンサルティング事業部の東です。
私は、趣味の釣り道具の改造・メンテナンスのため、工具や流用できる物を探しに、近所の100円均一ショップへ出かけます。
所狭しと陳列された多数の商品の中から、お目当ての物を見つけるのは、なかなか難しいものがあります。
そこがまた、まるで”宝探し”のようで、楽しいのですが。
私は、財団法人 海外技術者研修協会(AOTS)という、日本政府の外郭団体で、
アジア圏及び南米諸国の日本現地法人で働く従業員や経営者に対して、
日本における組織人事のあり方や、日本的雇用慣行などについて教えています。
皆さま、こんにちは。
山本です。
桜のシーズンは、我が家では ”いよいよ開幕” の時期です。
開幕とは、プロ野球のこと。
私と息子(小6)は、阪神タイガースファン。ナゴヤドームはもとより、甲子園球場も年に一度は聖地巡礼と題して応援に行っています。
今年のタイガースは、大リーグから城島選手がシアトルマリナーズから入団し、打撃に厚みが出ました。ポジションも捕手ということで投手陣も引っ張ってくれるだろう、と私も息子も期待が高まります。
シーズンが開幕し、開幕初戦、2戦目と城島選手は大活躍。
開幕戦でのヒーローインタビュー(試合後、球場のお立ち台)では、
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(超満員のタイガースファンを見ながら)
城島選手「今、入団会見をしてるみたい。僕は移籍した選手ですから、声援をもらえばタイガースの一員になった気がします。」
(明日からの活躍を誓っていただけますか)
城島選手「それは約束できないですが(笑)。まだ1試合ですから、いいときもあれば悪いときもありますから、悪いときは皆さん、お手柔らかにお願いしますよ!(笑)」
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息子には、「さすが、城島。ファンのことよく分かってしっかり釘さしてるわ。阪神タイガースのファンは、厳しいからなあ~。」と自分自身の言動も振り返りながら(苦笑)。
「でも、城島ひとりが一年間ずっとヒーローということはありえないし、また一人がヒーローではあかん。日替わりでヒーローがでてくるようなチームが最後は優勝するん。だから、今調子が悪い選手にも目を向けて応援せなあかんなあ」
と分かった風なことを言いました。
『いいときもあるけれど悪いときもある』
野球もチームで戦うスポーツ。仕事もそう。
いいときもあれば、悪いときにあります.そんなとき、別の誰かが支えることができれば、チームとしては安定した成績を残すことが出来るのではないでしょうか。
また、チームのだれもが日ごろから準備を怠らない、緊張感のある仕事をしないといけないなあ、と思いました。
※余談ですが、何年か前に引退した赤星選手と食事をご一緒する機会があったのですが、その際に「調子が悪いときセンターを守っていると聞こえてくるファンの声(ヤジ)。広いセンターでただ一人、ファンの声を背中にあびる. あれは、あそこに立ったことがある人しかわからないですよ」と話されていたのを思い出しました。