いよいよ今回第70回を持ちまして、持ち味ブログ最後になります。
最初は、ブログをはじめて、最後までいけるかなと思ったこともありましたが、
あっという間でした。
みなさんのお役に立てたかどうかはわかりませんが、
とにかく、自分の目標を達成できたということに関しては、満足しています。
私自身、人が自分の「持ち味」を発揮することは、本当に尊いことである思っています。
なぜなら、「持ち味」の発揮は、自分の存在意義の証であり、人生をプラスに大きく変える
力をもっているからです。
持ち味の発揮が人生を変えると、私は自信をもって言うことができると
考えています。
みなさん是非、自分の持ち味を再認識して、思う存分発揮され、
すばらしい人生を歩んでいただきたいと思います。
それでは、最後のブログ第70号は、「理念・ビジョンの共有」についてです。
●「理念・ビジョンの共有」
定義) 会社の経営理念やビジョンをメンバーに共感させ、その実現に向け共に行動する。
●行動例でチェック)
1.メンバーに経営理念やビジョンの具体的な行動を示し、イメージさせている。
2.常日頃からメンバーに自部門のビジョンを語っている。
3.メンバーが経営理念や行動指針に反した行動をとった時には、その旨を伝えると同時にその場面でとるべき行動を示している。
4.経営理念や行動指針に沿った行動をした人の事例を、ブログやEメールまたは会議の場などで紹介している。
一番最後に、すばらしい「持ち味」にたどり着きました。
「理念・ビジョンの共有」です。
私は、組織とそこで働く人が、あるいは、社長と従業員全員が、
同じ思いを共有することが、企業経営においてより価値のあることだと考えます。
人も組織も支えあわないと幸福にはなれません。
その要(拠り所)となるのが、「理念・ビジョンの共有」です。
理念・ビジョンの共有は、そんなに簡単にはできるものではありません。
では、どのようにしたら共有できるのでしょう。
私が考えるには、毎日毎日理念を唱和することも悪くはありませんが、
もっとも大切なことは、社長や幹部が率先して、理念を行動で示すことです。
次に、理念はどんな行動をすることかを従業員に理解してもらい、
実際に仕事の中で体験をさせることであると思います。
この繰り返しを、粘り強く3年以上続ければ、必ず浸透していくものと考えます。
毎日、理念を唱和しても、幹部の率先、従業員の体験がなければ、何も変わらないでしょう。
理念・ビジョンが共有できれば、それが会社のよき風土となり、
自と業績は向上し、社会からも尊敬される会社になります。
最後に、理念ですが、これは人から借りてきたものではいけません。
有名企業の理念、尊敬する人の理念、確かにすばらしいですが、
社長自ら考える、自社にあった理念であることが必要です。
経営者、従業員のみなさん、理念を共有し一致団結して、
チームワークをもって一歩一歩前進してください。
それでは、これで持ち味ブログ最終回を終了いたします。
みなさんどうもありがとうございました。
今後についてですが、中小企業の経営者と従業員の関わりをテーマに、
何か考えてみたいと思います。
今しばらく時間を頂けたらと思います。
よろしくお願いいたします。