先週土曜日に、仕事で久しぶりに東京へ行ってきました。
東京駅に着いたのは13:00頃でしたが、雪が降っていました。
東京では、今年初めての雪だということです。
本当に温暖化ですね。
話は変わりますが、私は名古屋を本拠にしているせいなのか、
東京は不景気(表面的?)な感じがしません。
夜、体が疲れたのでマッサージに行ったときの話しですが、
マッサージ師に、「この不景気でお客減りましたか」と尋ねたところ、
「全然変わっていません」という返事が返ってきました。
名古屋のマッサージ屋では、お客が20%くらい減った(特に昼間のサラリーマン)と
聞かされるのですが、東京は事情が違うようです。
東京では、マッサージが生活する上での必要経費になっているのでしょうか?
その後、大学の先輩(大手証券会社系のシステム会社勤務)と飲んだのですが、
さすがに、大きな仕事は激減しているということを話してくれました。
ただ、先輩には悲壮感は感じませんでしたし、新しいサービスを考え中という
ことでした。先輩の周りもそんな感じだそうです。
いつまでこの不景気が続くのか全くわかりませんが、朝のこない夜はないので、
東京(人)を見習って、私も元気にいきたいと思います。
こんな時期は、危機感を持ちながら、新しいことを考えるにはいい時期かもしれません。
それでは、持ち味カード第35号は、「失敗を活かす力」についてです。
●「失敗を活かす力」
定義) 失敗の原因について冷静に把握し、その経験を将来のノウハウにする。
●行動例でチェック)
1.プロセスを各段階に分解し、失敗の原因を突き止めている。
2.次の仕事に失敗の対策案(やり方、補強、強化など)を取り込んでいる。
3.失敗は成功へのステップとして、改善、努力を続けている。
4.他者の失敗を教訓にして、自分の業務に活かしている。
失敗には、小さなものから大きなものまでいろいろありますが、
小さな失敗の積み重ねが非常に怖い感じがします。
小さな失敗は、自分では認識をしていなかったりしますが、
確実に大きな失敗を生む土壌を形成しているような気がしてなりません。
特に、人間関係や毎日の仕事の小さな失敗の積み重ねにおいては、
足元をすくわれることがあると思います。
人間関係でしたら、信頼していたパートナーに裏切られるということもありますし、
仕事でいったら、大きな事故を引き起こすといったことなどです。
小さな失敗というのは、自分では気づいていないことが多いので、
習慣化しやすいと思います。
周りに小さな失敗を見逃さず、指摘してくれる人がいてくれると、
本当にありがたいのですが、そのような人は、最近余りいなくなってしまいました。
失敗を活かす力というのは、「失敗の原因について冷静に把握し、
その経験を将来のノウハウにする。」という大変前向きなことですが、
これは本人も失敗したと認識できるレベルの失敗だと思うのです。
小さな失敗を繰り返さない、習慣化しない、このことが最も大切なことだと
思います。
そのためには、素直に相手の言うことを聞き入れる、失敗を指摘してくれる
友人やメンターを持つことが大切ですね。
皆さんは小さな失敗に対し、口うるさく言ってくれる人をお持ちですか?
持てていない人がいましたら、今からでも遅くはありませんから、
そういう人を頼んででも探してみてください。
次回は、「人脈づくり」についてです。