先日の新聞に、認知症の高齢ドライバーの交通事故が社会問題化している記事がありました。
認知症が原因で表れることが多い運転行動に、
高速道路を逆走するケース、センターラインを越えるケース、車間距離が短くなるケースなどがあるそうです。
認知症の人が500万人に迫るという時代。
高齢ドライバーの起こす事故の割合は高まる一方とのこと。
ある日、私が自家用車を運転中、ルームミラーを見ると高齢の男性ドライバーが必要以上に車間をつめて私の車を追尾しているかのように走っていました。
ひょっとしてこの人も認知症だったかも・・・。
この前は、片側2車線の道路を蛇行しながら軽トラックが前方を走行していました。
後続車は危険を感じてか、次々とその軽トラックを追い越していきました。
私も注意しながら追い越しざまに横をチラッと見ると、高齢の男性があくびをしながら運転していました。
すぐに停車して休めばいいのにと思いましたが、そのドライバーは蛇行しながら運転を続けていました。
(※写真はイメージです。記事とは関係ありません)
内閣府の平成26年版 『高齢社会白書』によると、
平成25年10月1日現在、日本の総人口は1億2,730万人、
65歳以上の高齢者人口は過去最高の3,190万人で、高齢化率は25.1%(4人に1人)に上昇し、
平成72年には、高齢化率は39.9%に達し、2.5人に1人が65歳以上、75歳以上人口は総人口の26.9%となり、4人に1人が75歳以上と公表されています。
警察庁は免許証更新時などに認知症の検査を厳格化する方針を打ち出したそうです。
高齢者の中には運転免許証を返納するケースもあるとのこと。
私もいずれ高齢者になります。認知症になるかもしれません。
高齢の方には、いたわりの気持ちをもっていきたいと思います。
運転に自信がもてなくなったら、安全のため、早めに免許証を返納するつもりです。
【矢崎】