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スタッフ日記

齢を重ねると「ライフ・キャリア・レインボー」

2014年10月04日 【スタッフ日記】

こんにちは、岸です。


人生も50代に入ると、周囲からの要請(?)が増えてきます。


長男は思春期真っ盛りの中3、そこに次男も控え、2人を見守る「親」としての役割、
妻からは、「平日も早く家に帰ってきて、家族みんな一緒に居られる時間を持って」 と
言われるようになりました。

 


そして、僕の両親も妻の両親も健在と言いつつ、健康を害することも多々あり、
それぞれの両親を見守る「子供」としての役割、
例えば、病院の送り迎えをしたり、実家の畑で力仕事があるときは畑作業をしに
行くなど、以前よりも実家に行く機会が増えました。


ドナルド・E・スーパーが唱えた、「ライフ・キャリア・レインボー」
下図は、年齢を横軸(直線)で捉えて、これを図示したものです。
年齢を経るにつれて、人が担うこととなる代表的な役割(ライフ・ロールといいます)を
並べたものです。
図では、どの役割も同じ幅で表していますが、実際には、その時々でウエイトは異なり、
幅が大きくなるとき、小さくなるときがあります。
キャリアデザイン研修などで、よくご紹介する考え方です。



僕にとっては、仕事をするという「職業人」の役割が最も大きな幅を占めているものの、
冒頭の周囲からの要請などもあり、「親」や「子供」の幅を大きくしていくことが求められ、
実際にそのようにしていくことが自分自身の人生を充実させる上で必要なのだと
考えています。
最近は好きな美術館巡りもなかなかできず、「余暇を楽しむ人」の幅が小さくなっているのは
寂しい限りですが(笑)。


「ライフ・キャリア・レインボー」の考え方は、現在だけでなく
将来どのように生きて行くか
を見通す上でも、とても参考になるものだと思います。


将来を見据えて、「今」を精一杯、生きる。
齢のせいでしょうか、切実なこととして、そんなことを愚直に考えるようになりました。

 
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