こんにちは、須田です。
毎日とても蒸し暑い日々が続いていますね。でも午後の暑いさなか、ふと聞こえてくる風鈴の音が、爽やかな気持ちにさせてくれます。我が家にも今年の夏、涼を運んでくれるかわいい子たちがいます。日本の夏の風物詩、金魚です。
毎年この季節になると、お祭りの縁日やスーパーの魚屋で出会っていましたが、20年ぶりに我が家にやってきました。金魚鉢の中をすいすいと泳いでいる様は、見ていてとても涼しげです。金魚は江戸時代には既に庶民の間に親しまれていたようですし、昔の人たちも夏の暑さの中、金魚を愛でながら涼を楽しんでいたのでしょう。
スイーツの世界でも金魚は大活躍です。金魚が水の中をゆらゆらを泳ぐ姿をイメージした和菓子は、夏の時期だけ登場します。
熱帯魚が同じように泳いでいても……、きれいだけれど夏とは結びつきません。やっぱり、日本の夏を彩るのは金魚ですね。
(須田)