レコードにカセットテープ、8ミリ映写機にフィルムカメラ。
私が子供のころはアナログのものが身の回りにいっぱいありました。
今や家電のほとんどがデジタル。
先日、久しぶりにレコードプレーヤーをひっぱり出してレコードを聴いてみました。
レコードの静電気を取って針先をクリーニング。
レコードに針をのせると微かに聞こえてくる「パチ、パチ」のノイズ。
そして曲が始まるとCDや音楽データとは違う暖かでまろやかな音色。
レコードが主流のころは“視聴”なんてサービスはなかったので、買ってきたLPに
どんな曲が入っているのかと、ワクワクしながら1曲1曲をステレオの前で
ジャケットやライナーノーツを見ながら聞いていたものでした。
最初は「なんかなぁ」と思っていた曲も、何度も繰り返し聞いているうちに
好きになる曲もよくありました。
改めてレコードを聴いてみると、ワクワク感がよみがえってきました。
音楽を味わって聴くには、レコードのほうがよいかもしれませんね。
オーディオにこり始めるかも。
「サウンドレコパル」ってもうないですよね?
(信)