今日は、弊社代表の近藤と、岐阜県の某設備工事会社様へ、就業規則改訂に関する提案のためのヒアリングに伺いました。
社長は、今後の更なる成長発展のための経営計画を作成されており、それらを実現するために、いかにして従業員個々人のスキルアップを図っていくかを模索されていました。
社長は、経営理念・方針の共有、管理職の育成、新規事業の推進に求められる新たな専門知識・技術の習得など様々な課題を挙げられました。
そして、それら課題を解決するうえで、「働きやすく規律ある職場づくり」が前提条件であることに気づき、これまでは形式的であった就業規則を、その位置づけから根本的に見直したいということでした。
(実は、就業規則のどの部分をどう改訂するのかといった具体的な中身よりも、こうした話がとても重要です)
社長のお話を聞いて、経営計画と現状とのギャップを冷静に捉え、リスクを認識されていること、前進しているからこそ課題や壁が見えてきたということ、そしてまずは基礎固めとして「働きやすく規律ある職場づくり」など内部のマネジメント強化が優先されるということに気づかれたことがよく分かりました。
もし、本日の弊社との打ち合わせで、それらの気づきが間違っていないと、少しでも自信をお持ちいただけたら、とても嬉しく思います。
弊社の仕事の本質は、そうした社長の考えを引き出し、裏づけをして意思決定を促し、具体的なカタチにし、従業員に落とし込む一連のプロセスをご支援することであり、そこに様々な人間らしいドラマや感動がある(あった)ということを再認識した一日でした。
(組織人事コンサルティング事業部 東)