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スタッフ日記

心温まる通勤の風景

2011年03月03日 【スタッフ日記】

私は、会社までの通勤に地下鉄を利用しております。

時々、同じ駅から乗車する、白い杖を持った目の不自由なご婦人を見かけます。

いつもは、改札で気づいた駅員が、乗車するまで付き添っています。

 

あるとき、たまたま駅員が改札で気づかなかったのか、そのご婦人が独りで駅のホームに立っていました。

すると、すかさず近くに居た別のご婦人が、「お手伝いしましょうか?」と声を掛け、腕を支えるように付き添い、電車が来るのを一緒に待っていました。

電車が到着し、一緒に車内に乗り込むと、今度は、席に座っていた若い女性が、すぐさま「どうぞ、おかけください」と声を掛け、席を譲りました。

乗車を手伝ったご婦人は、先に下車しました。

目の不自由なご婦人と、席を譲った若い女性は、偶然、下車する駅が同じだったのでしょうか。

二人は同じ駅で一緒に下車しました。

通勤ラッシュの時間帯を過ぎたとはいえ、他線との乗り換えで混雑しているホームで、その若い女性は、ご婦人の腕を支え、ホームの階段の方へ誘導していました。

その若い女性の服装は、黒のリクルートスーツに白のシャツで、一目で就職活動中だと分かりました。

今日は、企業合同説明会でしょうか、採用試験でしょうか、いずれにしても、気持ちに余裕を持つことが難しいはずなのに、このような思いやり・親切ができるなんて素晴らしい。

乗車を手伝ったご婦人、席を譲り、下車~階段まで誘導した若い女性、彼女達の行動に感動しました。

また同時に、完全に傍観者になってしまった自分が恥ずかしいとも思いました。

(組織人事コンサルティング事業部 東)

 
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