組織人事コンサルティング事業部の東です。
弊社は5月末に「ビジネスマナーカード」を発売しました。
弊社ホームページでもご紹介しておりますので、ご興味のある方は、こちらをご覧ください。
https://www.delight-c.com/item/mannercard/index.php
さて、このスタッフ日記で何度かご紹介しておりますが、私の趣味のひとつである、「釣り」においても、
近年、釣り人のマナーが話題にあがり、釣り人のモラルの低下が問題視されております。
特に、『ブラックバスを対象魚としたルアーフィッシング』における、釣り人のマナーが問題になることがしばしばあります。
具体的には、外来生物法違反と地域住民とのトラブルです。
外来魚であり、小魚、エビ、ザリガニ等を主食とするブラックバスは、誰かが放流したことによって繁殖し、湖・池・川などの生態系を壊すとされています。(外来生物法における特定外来生物)
特定外来生物に指定されているブラックバスを輸入したり、飼育したり、移動したり、放流することは法律で禁じられています。
昨年8月に、奈良県の池原ダムで釣った大型のブラックバスを運搬して、奈良県警に逮捕された人がいます。
また、ブラックバスが生息していると知れた農業用ため池に、多くの釣り人が押し寄せ、迷惑駐車やゴミ捨て等によって、地域住民(主に農家の方々)とトラブルになることがあります。
昨年6月には、埼玉県の“立ち入り禁止”の農業用ため池に侵入した釣り人が、その一箇所だけで、年間約20人も埼玉県警に検挙されています。その池では、過去に3人の子供が落水し、亡くなっています。
他にも、ため池の周囲のフェンスを壊したり、捨てた釣り糸が取水ポンプを破損させたケースも、実際に見聞きしました。
上記の様に、釣り人のマナーの悪化(モラル低下)は、自然環境を汚したり、地域住民に迷惑・被害を与えているばかりか、そんな大人の真似をした子供たちが命を落としているという現実があります。
そういう中で、愛知県知多半島では、釣り人の有志が集まって、定期的に農業用ため池のゴミ清掃を行いながら、釣り人のマナー啓蒙活動を行っています。先日、偶然にゴミ清掃活動に遭遇し、少しの時間、お手伝いさせて頂きました。彼らを見て、貴重な週末に、釣りをしたいのを我慢してまでも、ゴミ拾いをしている姿を見て、「本当に釣りが好きなんだな。だからゴミ拾いするんだよな」と感じ、頭が下がりました。
私は今まで目に付いたゴミを拾うことはありましたが、これからは意識してゴミ拾いをやろうと思います。