組織人事コンサルティング事業部の東です。
私は、趣味の釣り道具の改造・メンテナンスのため、工具や流用できる物を探しに、近所の100円均一ショップへ出かけます。
所狭しと陳列された多数の商品の中から、お目当ての物を見つけるのは、なかなか難しいものがあります。
そこがまた、まるで”宝探し”のようで、楽しいのですが。
先日、ある物を探しに行った時のことです。
ある物とは、「結束バンド」、「ケーブルタイ」等と一般的に呼ばれる物です。
電線やコードを束ねるための、プラスチック製の引っ張ると”カチカチカチ・・・”という音を出して締め上げる物です。
分かりますか?
分かりませんよね。いいんです。
私は、買いに行った時には、コレが「結束バンド」、「ケーブルタイ」という名前であることを知りませんでした。
-無謀です-
当然の結果として、店内を探し回るわけですが、見つかりません。
困った私は、店員の若いお兄さんに尋ねました。
しかし、商品名が言えず、「こんなヤツで~、こういう風に使って~・・」と身ぶり手ぶりで必死に説明しました。
すると、なんとその店員は、すぐに分かった様子で、「こちらでございます」と案内してくれるではありませんか。
そして、店員の指差す先には、私の欲しかった”ある物”が!!
-DELIGHT(感動)です-
「コレ!コレ!」と嬉々とする私を見て、店員は嬉しそうに、ニヤリと微笑みました。
お目当ての物を手に入れて満足して帰途につく中で、あの店員のニヤけた表情を思い出しながら、「100円ショップ等の店員にとって、”仕事のやりがい”って、こういうことなんだろうなぁ」としみじみ感じました。
当社がご支援するクライアント企業の”人事制度”も、このような従業員視点のやりがいを見つけ、認めていく仕掛けにもしたいものです。