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社長日記

好きこそものの上手なれ

2016年05月17日 【社長日記】

私の息子は中学3年生ですが、小学校4年生から地元の体操クラブに通っています。

体操競技は、傍からみるとカッコよく見えるかもしれませんが、「危険」「きつい」「金がかかる」の3Kといってもよいでしょう。(3つめのKは子供には関係ありませんが)

 

息子は体操が好きで好きでしかたがなく、毎日練習に明け暮れています。
まるで、体操をするために生まれてきたと言わんばかりです。

 

体操を始めたのが遅かったためか、昨年までは大きな大会に出場しても、個人総合はおろか、種目別(6種目ある)でもほとんど入賞はできませんでした。

 

それが、今年の全国大会(級別)では個人総合2位、種目別でも1位と2位を独占しました。1年前とは様変わりし、大きく成績を伸ばすことができました。

 

 


実は1年前、あまりに成績が良くなかったので、私は3Kの体操は諦めてほしいと思い、「勉強もせず、そこまで体操にこだわる必要があるのか、体操をしている目的は何?」と迫った覚えがあります。

 

息子の答えは、「好きだから」でした。いたってシンプルです。

でも、好きだからと言われると、親としては何も返せないんですよね。

 

それまでの私はできれば体操を辞めさせたい一心(否定的)でしたが、

それ以来、息子の取り組みを承認(認める)するようにしました。

 

大会を見に行っては、前回と比べよくなった点を本人が自覚できるように、

どこがどうよくなったかを具体的に伝えるようにしました。(これには少し観察力がいります。)改善点については本人が一番よく分かっていると思いあえて伝えませんでした。

 

承認するたびに息子はうれしそうな顔をしていました。小さいことですがそういうことが積み重なって自信をつけたのでしょうか?

 

私は特別なことをしたわけではありませんが、どうも次のような公式が当てはまるような気がします。

 

好きなこと(持ち味の発揮)×承認=無限の可能性

 

もし、うちの息子がオリンピックに行くようなことにでもなれば上記の公式を証明したことになります。

 

みなさん、静かに見守っていてくださいね!

 
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