こんにちは、近藤です。
先日、東京の中馬企画さんが企画されました「和魂洋才放談会」という
セミナーというか「ためになるお話の会」に行ってきました。
お話をしてくださったのは、
人とホスピタリティ研究所 高野 登 氏
大人の寺子屋 縁かいな 感動CSコーチ 上田比呂志 氏
です。
最近、日本は元気がなく、経済も中国や韓国にやられっぱなしだそうですが、
お二人とも共通してお話されていたのは、日本(人)は、
自分たちを知り、相手を知ることを怠っているのが、やられっぱなしの原因である
と述べていました。
例えば、韓国のサムスンやLGなどの家電メーカーは、相手国の現地の調査を
徹底して行い、相手が何を求めているかニーズを知るそうです。
そして、すぐにそのニーズを製品化に活かすのだそうです。
イスラム圏では、時間になるとTVにコーランが流れるようにしたり、
アフリカに行けば、エアコンにマラリアが嫌う周波数の音が同時に出るようにしたりと。
相手のことをよく知れば、当たり前と言えば当たり前の発想です。
このような地域では、日本製品は全く売れないそうです。
でも、中国や韓国にできることは、日本にもできるはずです。
いや本来、日本人は相手を気づかうことが、得意だったはずです。
少し豊かになって、気を抜いてしまったのでしょうか。
お二人とも、日本人が本来持つ「おもてなし、和の心」は、
今でも世界で通用する、勝負できるとおっしゃっていました。
要するに、相手を思いやって知ろうとすることが、大切であるということです。
このことは普段、家族、会社の同僚や部下、友人との間でも全く同じ
ことが言えますね。
私も、「相手を思いやって知ろうとすること」を、意識して実践していきたいと
考えています。
3時間の放談会でしたが、やはりたまには自ら積極的に出かけてみることは、
いい出会いと、刺激になるなとつくづく思いました。